ニュース 電子 作成日:2018年7月18日_記事番号:T00078194
受動部品最大手、国巨(ヤゲオ)は17日、自社株450万株を買い取る決議を行った。買い取り価格は1株当たり632.8~1,616.8台湾元(約2,300~6,000円)で、上限価格は自社株買いの最高記録となる。ヤゲオによる自社株買いは設立以来13回目で、受動部品市場をめぐる悪材料による株価下落に歯止めをかける狙いとみられる。18日付工商時報が伝えた。
ヤゲオは「株主権益を守るため、証券市場で株式を買い入れる」と説明した。自社株買いの規模は発行済み株式の1.28%で、取得株式は従業員による購入を募る。
ヤゲオの株価は、陳泰銘董事長の元妻による持ち株売却、積層セラミックコンデンサー(MLCC)の値下がり観測などを受け、ピーク時から20%近く下落していた。
市場ではヤゲオの中国担当幹部が「MLCC相場が10%下落する」などと述べたとする情報が流れたが、ヤゲオは広報を通じ、「全て不正確なデマだ」と反論した。
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