ニュース 電子 作成日:2018年7月18日_記事番号:T00078198
鴻海精密工業の郭台銘(テリー・ゴウ)董事長(67)はこのほど中国メディアの取材を受け、後継者の条件に関する質問に対し、「私に最も激しく罵倒された人物こそ最も可能性がある」と答えた。鴻海を創業した世代から選ぶことはなく、自分よりも20歳以上若いことが必須と述べた。その理由として、若い世代の方が新しい知識や技術を吸収できると指摘した。18日付経済日報が報じた。
ファウンドリー世界最大手、台湾積体電路製造(TSMC)の張忠謀(モリス・チャン)前董事長が先月引退したことにより、電子機器受託生産サービス(EMS)世界最大手、鴻海の郭董事長の後継者問題が改めて注目を集めている。なお、郭董事長は今年5月、90歳になっても働き続ける香港の大富豪、李嘉誠氏に倣いたいと発言していた。
一方、郭董事長には近年、総統になって台湾経済を立て直してほしいと期待する声が上がるが、これに対しては「100万分の1の意欲すらない」と完全否定した。「ビジネスの方が力を発揮できる」と述べ、総統の職務に魅力を感じていないことを明らかにした。
郭董事長は最近、今月27日に発足予定の馬英九前総統の財団に資金を拠出するため、鴻海の株式85万株、約6,842万台湾元(約2億5,300万円)相当に担保権設定を行った。馬前総統を支持する立場は明確だ。
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