ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2018年7月19日_記事番号:T00078220
ステンレス大手、大成不銹鋼工業(TCI)は第1四半期の純利益が13億200万台湾元(約48億円)、1株当たり純利益(EPS)は1.38元と既に昨年通年を上回った。原料ニッケルの国際価格上昇に加え、米国の鉄鋼・アルミニウム製品への輸入関税引き上げに伴い、ステンレスの対米輸出価格を値上げしたことが要因だ。19日付工商時報が報じた。
大成鋼の第2四半期連結売上高は215億8,300万元で前年同期比36.7%増、上半期累計では433億8,900万元で前年同期比49.11%増を記録した。
同社は、燁聯鋼鉄(YUSCO)からステンレス鋼板・コイルを調達し、ステンレスパイプに加工し、米国向けに輸出している。観測によると、米国に鉄鋼・アルミ製品工場を設置する計画が、経済部投資審議委員会(投審会)の審査を通過したとされる。投資額は10億米ドル。
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