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台湾製太陽電池、インドがセーフガード提案【図】


ニュース その他製造 作成日:2018年7月19日_記事番号:T00078221

台湾製太陽電池、インドがセーフガード提案【図】

 インド商工省貿易救済総局(DGTR)がこのほど、台湾、中国、マレーシア、中国から輸入される太陽電池製品に最高25%の関税を適用する緊急輸入制限(セーフガード)を提案した。台湾経済部国際貿易局(国貿局)は18日、中国への打撃が最も大きいものの、台湾も影響を受けるとの見方を示した。19日付工商時報が伝えた。

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 セーフガードの対象は太陽電池セルとモジュール。インド税関の統計によれば、2017年の台湾からの輸入額は9,206万米ドル、輸入シェアは2.23%だった。シェアは中国(88.2%)、マレーシア(5.89%)に比べると低い。

 国貿局関係者は「インドへの輸出は太陽電池セルが主体でモジュールは少ない。太陽電池セルへの影響が比較的大きいというのが業界の見方だ」と説明した。

 セーフガードの発動期間は2年で、関税率は1年目が25%、2年目の前半が20%、後半が15%。発動はインド政府による公告後になる。