ニュース その他製造 作成日:2018年7月19日_記事番号:T00078222
台湾国際造船(台船、CSBC)は18日、海洋委員会海巡署が実施したフリゲート艦建造の競争入札を104億3,700万台湾元(約384億円)で落札した。また、年末には潜水艦や巡視船の入札が数多く実施される予定で、これらを全て落札できた場合、台船の今年の艦船受注額は600億元に迫る見通しだ。19日付工商時報が報じた。
台船は18日、鄭文隆董事長(右3)らが多機能運搬船の着工式を行った。19年第1四半期の完成を目指す(18日=中央社)
台船は今年4月に国防部から揚陸艦1隻を46億7,000万元で受注、その後、海巡署から救助艇15隻を28億600万元で受注しており、今回落札したフリゲート艦を合わせた今年の艦船受注額は約180億元に上る。さらに今後、約400億元の潜水艦や、約10億元の巡視船5隻建造に関する競争入札が実施される見通しとなっている。
また台船は同日、基隆市の造船所で台湾における洋上風力発電所開発工事専用に設計した、アジア最大級の多機能運搬船の建造に着手した。台船は同分野の競争入札において今後5年間で少なくとも500億元分の落札を目標としており、2021年には同事業が全体の3分の1を占めるまでに成長させたい考えだ。
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