ニュース 商業・サービス 作成日:2018年7月19日_記事番号:T00078228
アウトレットモール、礼客時尚館(LEECO)の幹部は18日、同日伝えられた台中店(西屯区)が間もなく閉店するとの観測について事実と認めた。館内のエレベーターとエスカレーターが現行法規に違反した状態となっており、ビルを所有する建設会社が1年以上にわたり建物を封鎖して改修を進めるため、8月末での閉店を決めた。ただ同社は、台中市場を好感しており、今後、南屯区や北屯区での拠点開設を検討すると語った。19日付工商時報が報じた。
LEECO台中店は2014年にオープンし、台湾を訪れる中国人観光客の増加を背景に、開業1カ月目から黒字となったが、2年前の政権交代に伴う中国人客の激減にダメージを受け、家族連れをターゲットとした飲食店などに注力し、新たな客層の獲得に努めていた。
しかし売り場のエレベーターやエスカレーターで重大な故障が発生したことから、所有者の林鼎建設が設備の更新を決めた。
なお、同社は同店の会員5万~6万人に対し、未交換のポイントは営業終了後、台北市の2店舗(内湖店、公館店)で交換可能と説明している。
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