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中国での就労希望者、過去2年で最高に


ニュース その他分野 作成日:2008年6月2日_記事番号:T00007824

中国での就労希望者、過去2年で最高に

 
 求人情報大手の104人力銀行の統計によると、中国での勤務を希望する求職者数は現在1日平均2万人に上り、この2年で最高となった。前年同月比で5,000人、3月時点と比べると3,000人の増加となっている。2日付工商時報が報じた。

 104人力銀行は、3月22日の総統選挙から5月20日の総統就任日までの約2カ月間は特に増加が著しかったと指摘し、中台間の週末チャーター便が実現すれば、ハイテク産業や金融業などでは、週末だけ中国で働くエンジニアやパートタイマーが出てくる可能性もあるとの予測を示した。現在のところ、中国勤務の求人件数は1日当たり8,000件で、1件の求人を約2.5人の求職者が奪い合う計算だ。

 2月に行われたアンケート調査では、ビジネスパーソンの45%が「中国で働きたいが実行はしない」と回答した。主な理由として、▽適した仕事がない、49.3%▽家族、友達が台湾にいる、45.1%▽中国の勤務環境がよく分からない、41.7%──が挙げられた。