ニュース 石油・化学 作成日:2018年7月20日_記事番号:T00078251
澎湖県湖西郷にある台湾中油(CPC)の石油供給センターでタンクから大量のガソリンが漏れる事故があったにもかかわらず、現場責任者が事実を隠していた問題で、澎湖県環境保護局はCPCに罰金650万台湾元(約2,380万円)の処分を下した。罰金の内訳は、土壌・地下水汚染に関する部分が50万元、事実隠ぺいに対する部分が600万元となっている。20日付自由時報が伝えた。
戴謙CPC董事長(左)が18日、陳光復澎湖県長(右)を訪れ謝罪、事後対応に責任を持つと約束した(中央社)
環境保護局の検査によると、現場周辺の地下水の全石油系炭化水素(TPH)濃度は1リットル当たり33.2ミリグラムで、基準値の4.3倍に達していることが判明した。
沈栄津経済部長は「CPCは1週間以内に検討報告を提出しなければならない。うそがあってはならない」と述べ、検討結果に基づき、責任者の懲戒処分や全ての石油貯蔵施設に対する管理体制チェックを求める考えを示した。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722