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中国製電動自転車に欧州がAD関税、ジャイアント・メリダは「影響なし」


ニュース その他製造 作成日:2018年7月20日_記事番号:T00078254

中国製電動自転車に欧州がAD関税、ジャイアント・メリダは「影響なし」

 欧州委員会(EC)は19日から、中国から輸入される電動アシスト自転車に対して21.8~83.6%の反ダンピング(不当廉売、AD)税を課すと発表した。台湾の自転車大手、巨大機械工業(ジャイアント・マニュファクチャリング)と美利達工業(メリダ)は、欧州向けの電動アシスト自転車は中国工場で生産していないため、影響は出ないと説明した。20日付工商時報が報じた。

 ジャイアントは、ECが中国からの電動アシスト自転車に対するダンピング調査を開始して以降、出荷体制を変更し、欧州向けの中~高価格の電動アシスト自転車は台湾、オランダ工場で生産していると説明した。ジャイアントは中国の昆山市(江蘇省)にも自転車工場を持つ。

 メリダは、電動アシスト自転車は全て台湾で生産していると説明した。