ニュース 医薬 作成日:2018年7月20日_記事番号:T00078257
健喬信元医薬生技(シンモサ・バイオファーマ)は19日、がん早期発見のための検査を提供する米セルマックス・ライフとの提携を拡大し、新たに前立腺がん、循環腫瘍細胞(CTC)中のPD-L1タンパク質の発現量を検査する技術を導入すると発表した。20日付工商時報が報じた。
シンモサは、昨年からセルマックスとの提携を開始し、がん患者の血液から、がんの原因となる遺伝子変異を特定する検査技術のリキッドバイオプシー(液体生検)、大腸がんの検査技術、がん細胞のモニタリング技術を導入してきたと説明。セルマックスとの提携拡大により、がん治療市場の開拓を加速し、業績を向上させられると期待感を示した。
がん治療の現場では患者ごとに最適な治療法を選ぶプレシジョン・メディシン(精密医療)の導入が増えている。統計によると、2015年の精密医療の世界市場規模は585億米ドルだった。16~18年に24.6%拡大し、医療業界で最も成長率の速い分野となっている。
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