ニュース 電子 作成日:2018年7月23日_記事番号:T00078270
ファウンドリー最大手、台湾積体電路製造(TSMC)の魏哲家総裁は、極端紫外線(EUV)リソグラフィー技術を導入した7ナノメートル製造プロセス強化版は来年第2四半期に量産に入る予定で、業界で初めてのEUV導入プロセスによる量産になると述べた。23日付経済日報が報じた。
魏総裁は7ナノ強化版を先行採用する顧客については明らかにしなかったものの、多くの製品が7ナノ強化版で量産されると述べた。
業界ではサムスン電子が以前、EUV技術を導入した7ナノによる量産を世界で初めて開始すると表明していた。魏総裁の発言は、TSMCが先端プロセス競争で引き続きサムスンをリードしていることを意味する。
TSMCはEUV技術を5ナノ、3ナノにも採用する計画だ。業界では、TSMCは今後、第5世代移動通信システム(5G)、人工知能(AI)チップの大半を受注すると予想されている。
TSMCのサプライチェーン関係者によると、同社は来年第1四半期に5ナノのリスク生産を行い、来年末か2020年初めにも量産を開始する見込みだ。
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