ニュース 電子 作成日:2018年7月23日_記事番号:T00078273
21日付経済日報によると、台湾の受動部品業界2位、華新科技(ウォルシン・テクノロジー)が今年実施する第三者割当増資で、日本の大手、太陽誘電が出資するとの市場観測が出ている。
華新科技は今年6月、2,000万株を上限とする第三者割当増資の実施を決定した。規模は50億台湾元(約180億円)以上とみられている。ただ、華新科技は、現時点で引き受け先は確定していないと説明している。
華新科技はロー~ミドルエンドの積層セラミックコンデンサー(MLCC)に、太陽誘電はハイエンドのMLCC、インダクターに強く、提携した場合は補完性が高い。太陽誘電からの出資受け入れが事実なら、台湾業界首位の国巨(ヤゲオ)の拡大戦略への対抗が目的とみられる。
ヤゲオは今年、米パルスエレクトロニクス、LAN変圧器世界最大手の帛漢(ボスハンド)などの買収を発表し、グループ企業は11社に拡大する。
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