ニュース 医薬 作成日:2018年7月23日_記事番号:T00078282
セラミック工芸品メーカー、法藍瓷(フランツ)の陳立恒総裁は22日、今月設立した法藍瓷生技を通じ、今年1月に発表したセラミック入れ歯製品について現在、米食品医薬品局(FDA)の認証取得に向けた手続きを進めていると明らかにした。認証の取得は1年後以降とみられるが、実現すれば同社は、台湾初の精密3D(3次元)プリンターを使ったセラミック入れ歯メーカーとしてバイオメディカル市場に参入することになる。業績が爆発的に成長するとの見通しを示した。23日付経済日報が報じた。
フランツは現在、台北市内湖区のビルに自社開発の3Dプリンター1台を設置しており、セラミック入れ歯の生産量は1日当たり300個程度。なお3Dプリンターによるセラミック製品の生産はオーストリアとフランスで行っているが、一般のプリンターは価格が1,000万台湾元(約3,600万円)を超えるのに対し、フランツの設備コストはわずか30万元にとどまるため、高い価格競争力を備えるという。
陳総裁はまた、同社は3Dプリント分野において、材料、プリンター、生産工程の全てに強みを有していると強調。セラミック入れ歯については今後、歯科医との提携を進める方針だ。
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