ニュース 商業・サービス 作成日:2018年7月23日_記事番号:T00078284
三井不動産が台北市南港区にリージョナル型ショッピングセンター「ららぽーと」の台湾1号店を設置する計画で、進出用地の地上権開発に対する環境影響評価が19日、台北市政府環境保護局(環保局)より承認を受けた。これにより、ららぽーと1号店は今年末に着工される見通しとなった。開業は2021年の予定だ。中央社電が伝えた。
ららぽーとが入居するビルの完成予想図。一帯の再開発計画で重要な役割を担う(19日=中央社)
ららぽーとが進出する「南港区経貿段15地号」は同区の経貿一路と経貿二路に挟まれた面積4万1,532平方メートルの商業地。開発主体の台湾人寿保険が27階建てのA棟と21階建てのB棟・C棟の3棟のビルを建設し、ららぽーとは共通部分の1~6階に入居する。7~27階はオフィスやホテルなどに充てる。
環境影響評価では業者に対し、建物周辺に設置予定の大型発光ダイオード(LED)ディスプレイ2枚を、光害防止のため午後10時から午前8時まで稼働させないことが求められた。また、建物内の飲食施設の総面積が9,000平方メートルを超えるため、商業売り場、ホテル、映画館の厨房(ちゅうぼう)の油煙排出システムに対し、紫外線とオゾンを利用した除去率90%以上の設備、静電集じん装置、油水分離槽の設置も要求された。
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