ニュース 電子 作成日:2018年7月24日_記事番号:T00078293
液晶パネル中国最大手、京東方科技集団(BOEテクノロジーグループ)が、2020年をめどにアップルへの有機EL(OLED)パネル供給を目指しているとの観測が浮上している。実現した場合、中国メーカーが、先進技術で韓国や日本メーカーに肩を並べることになり、同じくアップルからの受注を狙うシャープにとって脅威となる。24日付経済日報が報じた。
ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が、内情に詳しい人物の話を基に伝えたところによると、間もなくアップルが発表すると見込まれるスマートフォン「iPhone」新製品のディスプレイパネルは、従来と同様、サムスン電子が主要サプライヤーとなり、残りの少数をLGディスプレイ(LGD)が供給するとみられる。
アップルは、有機ELパネルの調達をスマホの競合であるサムスンに依存せずに済むよう、サプライヤーの分散による生産リスク低減と調達価格抑制を目指しているとされる。BOEがサプライヤー候補となれば、選択肢が増える。
なおBOEは中国の大手スマホブランド、華為技術(ファーウェイ・テクノロジーズ)向けに既に有機ELパネルを供給しており、さらに年内に大口顧客数社にも同パネルを出荷する予定だ。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722