ニュース 石油・化学 作成日:2018年7月24日_記事番号:T00078304
台塑集団(台湾プラスチックグループ)傘下の台塑石化(フォルモサ・ペトロケミカル)は23日、試験的に米国産原油の調達を開始した。調達先を多角化する原則方針に基づき、まず100万バレルを導入する計画だ。24日付経済日報が伝えた。
陳宝郎董事長は「最近、米国産原油が価格競争力を持ち始めた。CIF価格(運賃、保険料込)でみて、従来の中東からの調達コストと差がない」と指摘した。
台塑石化はこれまで主にイラク、クウェートから原油を調達していた。ロイター通信によると、同社は既に米国のメキシコ湾産Mars原油を購入済みで、9月後半から10月後半にかけて引き渡される。
陳董事長は「米国は近年原油輸出を開放し、日本、韓国、中国も米国からの原油調達を開始した。商業の原則に立ち、いかなる調達対象も排除しない」と述べた。
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