ニュース 商業・サービス 作成日:2018年7月24日_記事番号:T00078310
家電量販店の全国電子(e-ライフモール)は、27日に台南市でICT(情報通信技術)製品を扱う新ブランド「デジタルシティー」の4号店をオープンする。年末に北部でもデジタルシティーを出店する計画だ。24日付工商時報が報じた。
全国電子の林政儒マーケティング処協理によると、同社は昨年5月に高雄市で400坪のデジタルシティー1号店を出店後、台中市、屏東県でもそれぞれ250坪の店舗をオープンした。デジタルシティーの売上高は通常の店舗の2倍以上で、3店で上半期の同社売上高全体の5~6%を占めた。
同業の燦坤3Cは下半期に6直轄市で、VR(バーチャルリアリティー)端末など新製品の体験コーナーを増設した店舗を計10店オープンする計画だ。店舗面積は約100坪に小型化、300坪以上の従来店舗と差別化する。また、燦坤3Cのオンラインショップで購入後、実店舗で受け取り可能にする。
なお、声宝(サンポ)とパナソニック台湾は7月から平均3%の賃上げを実施した。パナソニック台湾は賃上げ幅を昨年の平均2.3%から引き上げた。
家電業界では、軍人・公務員・教員(軍公教)の新たな年金制度が今月実施されたことや、11月に地方統一選挙が控えていることで、下半期の景気見通しを慎重視している。
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