ニュース 政治 作成日:2018年7月24日_記事番号:T00078315
呉釗燮(ジョセフ・ウー)外交部長が米CNNの単独インタビューに応じ、台湾は米国による継続的な軍事的支援がない場合、中国の武力侵攻に対して脆弱(ぜいじゃく)との認識を明らかにした。中国は、台湾が米国の軍事的支援を受けられない場合、台湾占領のシナリオを考え始めるとの見方を示した。
呉外交部長はCNNインタビューで、台湾の立場の説明に熱弁を振るった(CNNホームページより)
呉外交部長は、蔡英文総統は台湾を独立に導くのかとの質問に対し、「蔡総統は両岸(中台)の現状維持に尽力している。台湾が中国の外で自立した存在であることは事実なので、現状以上のことをする必要はない」と回答した。
また、米国による台湾への武器売却が台湾海峡の緊張をさらに高めることになるのではないかとの質問に対しては、「あり得ない。米台関係の緊密化は、中国による台湾攻略のシナリオにとって大きな障害になる」と断言した。
トランプ政権の初期、台湾が米中間で取引のコマとして扱われる懸念が出されていたことについては、「1年半後の今、台湾人は米台関係の緊密化を喜んでいる。『台湾は取引できない。そして民主主義も取引できない』と信じていると米国から言われたことがある」と述べ、米国に裏切られる事態は起きないとの認識を明らかにした。
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