ニュース 商業・サービス 作成日:2018年7月25日_記事番号:T00078331
通信キャリア大手、台湾大哥大(台湾モバイル)の鄭俊卿総経理は24日、オーバー・ザ・トップ(OTT、インターネット経由による動画配信)サービスの世界最大手、ネットフリックス、および富邦集団傘下で映画や音楽事業を手掛ける凱擘影芸との共同出資により、オリジナルドラマ『双城故事』を制作すると明らかにした。9月に米サンフランシスコと台湾で同時放映する予定で、さらに来年もドラマ2作品の制作を計画しているという。25日付工商時報が報じた。
台湾大哥大・新メディアサービス部門の李芃君副総経理によると、『双城故事』は全20回の作品となる予定で、同社の出資額は1億台湾元(約3億6,000万円)以上となる見込みだ。
鄭総経理は、台湾市場は小さくドラマの制作コストを支えることができないと強調した上で、今後はネットフリックスなど世界的なOTT業者や国際メディアと共同で制作した後、ケーブルテレビやOTT業者に版権を授権する方式で中国市場や東南アジア市場で放映するとの方針を示した。
なお、台湾大哥大は今後もネットフリックスや米HBOなどと共同で年に2本以上のドラマまたは映画制作を継続したい考えで、単独での自社制作も視野に入れている。
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