ニュース 金融 作成日:2018年7月25日_記事番号:T00078333
中央銀行(中銀)の24日発表によると、6月の住宅ローン貸付残高は前年同月比4.65%増の6兆7,843億台湾元(約24兆6,000億円)、建築融資残高は6.24%増の1兆7,730億元といずれも過去最高を更新した。特に建築融資残高の年成長率は6%の大台を突破し、過去3年3カ月で最高となった。25日付経済日報が報じた。
不動産市場の川下における購買意欲の指標となる住宅ローン貸付残高の伸びについて中銀関係者は、5月の前年同月比4.75%増より伸びが縮小したものの、昨年来4.5%前後を維持しており、不動産市場は安定した状況が続いていると分析した。
不動産市場の川上における景気動向の指標となる建築融資残高が6月は大幅成長を記録したこと関連して業界関係者は、雨よけのひさしを建築面積に算入することを禁止する制度が今年から実施されるのを見越し、建設会社が昨年下半期から住宅建設許可の取得を増やしていたことを背景に、今年第2四半期より建築融資の需要が高まっていると指摘した。
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