ニュース 運輸 作成日:2018年7月25日_記事番号:T00078336
中国民用航空局が中国に乗り入れる航空会社44社に対し、予約サイト上の「台湾」の表記を「中国台湾」と改めるよう要求した問題で、「技術的理由」で最後まで変更に応じていなかった6社のうち、米国のアメリカン航空、デルタ航空、ユナイテッド航空の3社は、米政府による調整を受け入れ、台湾に関しては、「台北」「高雄」など都市名のみを表記する形に変更した。25日付中国時報が伝えた。
台湾の表記問題で米国務省のナウアート報道官は、政府が民間企業に特定の表記を強制すべきでないとの立場を改めて表明した(25日=中央社)
中国側が設定した表記変更の最終期限は25日だった。米系航空3社は中国が指示する「中国台湾」の表記には応じていないが、最終的に中国の圧力を受け一定の譲歩を余儀なくされた格好だ。
一方、日本航空(JAL)と全日本空輸(ANA)は、予約サイトで東アジアの国・地域名を表示するのを取りやめ、「東アジア」と一括りにし、都市名を直接選ぶ方式を採用した。
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