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ケリーTJロジスティクス、洋上風力向け商機狙う


ニュース 公益 作成日:2018年7月25日_記事番号:T00078337

ケリーTJロジスティクス、洋上風力向け商機狙う

 香港系の物流会社、嘉里大栄物流(ケリーTJロジスティクス)は24日、海上石油・ガス田向けの支援船を保有・運航するシンガポールのPACCオフショア・サービシズ・ホールディングスと、合弁会社「保時嘉里潔能(POSHケリー・リニューアブルズ)」を設立した記念式典を行った。台湾の洋上風力発電事業者向けに大型設備の陸上・海上輸送や海上工事を行う。25日付経済日報が報じた。

 保時嘉里潔能の資本金は20万米ドルで、ケリーTJロジスティクスが40%、PACCが60%を出資する。

 ケリーTJロジスティクスの沈宗桂董事長は、第3四半期中に桃園市観音区沖の洋上風力発電所向けから海上工事を開始すると説明。その後は需要に応じて事業範囲を雲林県、新竹県市沖などに拡大すると表明した。

 沈董事長はさらに、保時嘉里潔能をプラットフォームとして各国・地域の洋上風力発電所のサプライヤーを結集し、共同で商機を開拓すると表明した。

 PACCは洋上風力発電所の海底基礎構造物や風力発電機の設置などに必要な大型の特殊船舶を200隻以上保有している。