ニュース 電子 作成日:2018年7月26日_記事番号:T00078350
鴻海精密工業傘下のシャープが、中国での携帯電話端末事業を中止、撤退するとの観測が出ている。シャープ・インフォーカス携帯電話のグローバル執行長である羅忠生氏の中国の短文投稿サイト、微博(ウェイボー)でのプロフィールが、「シャープ携帯電話世界CEO/富士康科技集団シニア副総裁」から「シニア通信人物デジタルブロガー」に変更されていたことが根拠になっている。中国メディアの報道として26日付経済日報が報じた。
富士康内部の人物の話として、シャープ携帯の中国エリアのチームは既に解散、羅氏も職務を離れたとの報道もある。シャープはこれについてコメントしていない。
シャープ携帯事業の中国撤退報道が事実であれば、2005年、13年に続いて3度目の撤退となる。
シャープは昨年8月、スマートフォン「AQUOS S2」で3回目の中国進出を果たしたが、累計販売台数は10万~20万台と期待を大幅に下回っていた。ハイエンド旗艦機種「AQUOS S3」も、今年1月に予定していた中国市場投入を予告なく中止している。
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