ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2018年7月26日_記事番号:T00078355
鉄鋼商社大手の新光鋼鉄が主導する洋上風力発電用設備メーカー「前端離岸風電設備製造(APEXウインド・パワー・エクイップメント・マニュファクチャリング)」が運営を開始した。彰化浜海工業区(彰浜工業区)に杭(くい)基礎用鋼管を生産する工場の建設を進めており、来年3月末までの竣工(しゅんこう)、第2四半期からの試運転、および受注開始を予定している。初期生産能力は年間4万5,000トン。フル稼働となれば年産額30億台湾元(約110億円)が見込めるという。26日付工商時報が報じた。
新光鋼鉄の粟明徳董事長によると、新工場への投資額は12億元を予定しており、需要に応じて第2生産ラインの増設を決定する方針だ。なお、工場建設に必要な鋼板は中国鋼鉄(CSC)から調達する。
粟董事長は今回の投資について、洋上風力発電市場発展への好感に加え、政府の推進政策に応じたものと説明した。
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