ニュース 運輸 作成日:2018年7月26日_記事番号:T00078362
柯文哲台北市長は2年以内に市内のタクシーで運賃決済をキャッシュレス化する方針を示しているが、タクシー運転手の間で不満がくすぶっている。26日付中国時報が伝えた。
台北市では現在約1万4,000台のタクシーに交通系ICカード「悠遊カード(イージーカード)」の端末が導入されている。
しかし、何志偉台北市議(民進党)は、「多くのタクシー運転手が悠遊カードによる支払いをとても嫌っている」と指摘した。運転手は悠遊カードによる支払い分を受け取るためにタクシー会社の事務所まで出向かなければならない上、タクシー会社に3%の手数料を差し引かれるからだ。この手続きには1時間以上かかるのが普通だという。
何市議は「運転手は不合理だと批判しており、(悠遊カードを運営する)悠遊卡公司はタクシー会社と調整して、手数料率を引き下げるべきだ」と主張した。
悠遊卡公司はタクシー運転手の不満に配慮し、8月から悠遊カードによる決済代金を運転手向けの専用カードに電子マネーの形で入金し、現金化の手間を省く計画だ。
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