ニュース 電子 作成日:2018年7月27日_記事番号:T00078372
アルミ電解コンデンサーの世界的大手、日本のニチコンが8月より7~10%の値上げを実施すると表明したことを受け、国巨(ヤゲオ)傘下の凱美電機(ジャミコン)と智宝電子(Teapo)の他、台湾金山電子工業、立隆電子工業といった台湾の同業、および日本製受動部品の代理店、日電貿が追随すると予想されている。27日付経済日報が報じた。
ニチコンは今回の値上げについて、アルミ電解コンデンサーの材料となるアルミ箔(はく)の調達コストが、アルミ価格の上昇、中国メーカーの減産などを受けて高まっていることが理由と説明している。
アルミ電解コンデンサー市場を主導するニチコンや日本ケミコン、ルビコンといった日本メーカーは、供給不足を受けて昨年第3四半期以降、既に2度の値上げを実施しており、台湾や中国、香港の同業もこれに追随。値上げ幅は8~20%となっている。
ニチコンの値上げを受けて業界では、今後、第3の値上げの波が到来すると予測されている。
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