ニュース 電子 作成日:2018年7月27日_記事番号:T00078376
米グーグルはこのほど、エッジデバイス(モノのインターネット=IoT端末)向けのディープラーニング(深層学習)専用チップ「エッジTPU」と、クラウドでトレーニングした機械学習モデルをエッジデバイスで実行できるソフトウエア「クラウドIoTエッジ」を発表した。今後、産業用IoTゲートウェイの開発で智邦科技(アクトン・テクノロジー)と、デバイス側でデータを分散処理するエッジコンピューティングの分野で凌華科技(ADリンク・テクノロジー)と提携する計画だ。27日付工商時報が報じた。
グーグルはこれまで、クラウドサービスのみに深層学習向けの半導体を利用してきたが、エッジTPUによってデバイス側で人工知能(AI)の推論を実行できるようになる。
IoTはエッジデバイス側の性能が重要になってきている。例えば、自動運転のように瞬時に判断が求められる場合、データを送ってクラウド側の処理を待つ余裕がない。そこで、エッジデバイス側に推論機能を持たせ、ある程度のデータ処理をさせるという考え方が広がっている。
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