ニュース 電子 作成日:2018年7月30日_記事番号:T00078398
市場調査会社のIHSマークイットによると、7月のローエンド携帯電話用液晶パネル価格は5~10%上昇し、タブレット端末用パネル価格も小幅上昇した。中小型パネル価格は6月に底打ち、上昇が続いている。30日付工商時報が報じた。
タブレット端末用パネルは新学期や年末に向け需要が拡大し、第3四半期は価格が安定的に推移する見通しだ。マイクロソフト(MS)、グーグル、アップルなどのタブレット大手は下半期ハイエンド、教育市場をターゲットにしており、ディスプレイは10、10.6、11、12.3インチなどの大画面が中心だ。
パネル大手、群創光電(イノラックス)は中小型パネル供給が逼迫(ひっぱく)しており、竹南第6世代工場(苗栗県)でガラス基板投入枚数を6,000枚増やして需要に対応している。中華映管(CPT)は4月から中小型パネル生産ラインがフル稼働となった。中でもアスペクト比18対9の全画面ディスプレイ(狭額縁設計のインフィニティディスプレイ)は、供給不足で値上げ幅が大きい。同社は現在、携帯電話用パネルの供給割当について顧客と交渉を進めている。
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