ニュース 機械 作成日:2018年7月30日_記事番号:T00078400
和大集団の沈国栄董事長は27日、傘下の▽自動車部品大手の和大工業(HOTA)▽工作機械大手の高峰工業(kafo)▽タイヤ大手の華豊橡膠工業(DURO)──が中部科学工業園区(中科)二林園区(彰化県二林鎮)に工場を設置すると明らかにした。投資額は計200億台湾元(約730億円)以上を見込む。28日付工商時報が報じた。
中科15周年の式典には、沈董事長(前列左5)も出席した(27日=中央社)
沈総裁は、和大工業と高峰工業は近く計15ヘクタールの用地賃借と工場設置の申請を行うと説明。3年以内に和大工業の新工場の生産額は40億元、高峰工業は20億元に達すると予想した。投資額は2社で計100億元以上を想定している。
華豊橡膠工業は彰化県の大村工場が稼働後40年で老朽化していることを受け、中科で40ヘクタールの用地賃借を申請する計画だ。当初は人工知能(AI)スマート生産ライン4本を設置し、既存の受注に対応する。投資額は100億元を想定している。
中科は同日、設立15周年の記念式典を開いた。中科管理局の陳銘煌局長は、台湾積体電路製造(TSMC)の7ナノメートル製造プロセス量産などが貢献して、中科進出企業の今年の売上高は過去最高の7,000億元に達するとの見通しを示した。
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