ニュース 農林水産 作成日:2018年7月30日_記事番号:T00078410
日本の土用の丑(うし)の日商戦が不調で、台湾産ウナギ価格が7月は1キログラム当たり630台湾元(約2,300円)へと、今年のピーク時から400元下落した。8月には600元を割り込むとみられている。日本鰻輸入組合によると過去50年で初めてのケースだ。台湾産ウナギは8割を日本に輸出している。養殖業者は価格崩壊が再発しないよう政府に対策を呼び掛けている。28日付自由時報が報じた。
台湾区鰻魚発展基金会の汪介甫執行長は、日本のウナギ養殖業者が、今年はウナギの稚魚、シラスウナギの漁獲量の大幅減を受けて池入れ量を例年の20%にとどめ、輸入を拡大したと説明。台湾側の業者も輸出準備を早めたため、価格は2~4月に高騰したが、6~7月に下落に見舞われたとした。
汪執行長は今年の輸出価格下落について、ここ数年、日本ではうなぎ定食が1食4,000円以上にも高騰した結果、専門店の客足が落ち、価格に影響が及んだと分析している。
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