ニュース 電子 作成日:2018年7月31日_記事番号:T00078422
鴻海科技集団(フォックスコン)傘下の半導体設備メーカー、京鼎精密科技(フォックスセミコン)が、下半期の設備市場について、上半期ほど力強い成長は期待できないとの見通しを示した。ファウンドリー世界最大手の台湾積体電路製造(TSMC)が先ごろ、今年の設備投資を下方修正したこと、半導体メモリーの需要が弱まっていると観測されていることなどが要因だ。31日付自由時報が報じた。
フォックスセミコンは、ファウンドリー業界の好調で、今年第2四半期売上高が前年同期比18.2%増の26億8,600万台湾元(約97億4,000万円)と過去最高を更新。上半期通期でも前年同期比27.26%増の49億5,800万元と、過去最高を記録した。
しかし、TSMCが先ごろ、一部設備の搬入を来年に先送りすることなどを理由に今年の設備投資見通しを100億~105億米ドルへと、従来の115億~120億米ドルより引き下げると表明した。さらに業界で最近、メモリーの需要が弱まっているとの観測が伝えられており、フォックスセミコンも下半期は慎重な見方に転じた。
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