ニュース 電子 作成日:2018年7月31日_記事番号:T00078424
受動部品大手、華新科技(ウォルシン・テクノロジー)をはじめ受動部品4社の第2四半期純利益は、前期の約2倍から14倍と、軒並み大幅に増加した。積層セラミックコンデンサー(MLCC)やチップ抵抗器の供給不足、値上げが貢献した。31日付経済日報などが報じた。
ウォルシンが30日発表した第2四半期純利益は43億6,700万台湾元(約160億円)で前期の3.3倍、前年同期の9.86倍になり、過去最高を更新した。連結売上高は113億8,400万元で、前期比71.38%増、前年同期の2.22倍だった。粗利益率は35.78%で、前期比0.02ポイント下落、前年同期比11.38ポイント上昇した。
ウォルシングループの信昌電子陶瓷(プロスペリティー・ダイエレクトリックス、PDC)の第2四半期純利益は4億5,700万元で前期の3.06倍だった。禾伸堂企業(ホーリーストーン・エンタープライズ)は9億6,700万元で前期比97.3%増、大毅科技(TA-Iテクノロジー)は3億5,700万元で前期の14.28倍だった。
下半期もMLCC、アルミ電解コンデンサー、固体電解コンデンサー、チップ抵抗器や、川上のセラミック基板、アルミニウム箔(はく)の供給逼迫(ひっぱく)、価格上昇の傾向は変わらない見通しだ。
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