ニュース 電子 作成日:2018年7月31日_記事番号:T00078425
31日付経済日報によると、第2四半期のテレビ販売台数が予想を下回った上、テレビブランドによる新機種向け調達が終了したこと、下半期に新規パネル生産ラインが稼働することなどから、証券会社は、液晶パネル価格が続落すると予測している。
市場では当初、サッカーのワールドカップ(W杯)ロシア大会開催がテレビ販売を刺激し、テレビ用パネル価格の下落幅が縮小すると予想されていたが、今年6月までのテレビ販売台数は予想を下回った。
台新証券投資顧問(台新投顧、TSIA)の范婉瑜協理は、下半期より中国の液晶パネル最大手、京東方科技集団(BOEテクノロジーグループ)が新たに第8.5世代工場と第10.5世代工場を稼働し、パネル市場の供給面積は前年同期比6~8%拡大すると予測した。需要面積も同程度の拡大が見込めるが、予断を許さない状況だと語った。
アナリストによると、50インチテレビ用パネル価格は昨年第3四半期に前期比10.7%下落と下向き、第4四半期~今年第2四半期も前期比13.7%下落、14%下落、17.5%下落と下がり続けている。
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