ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2018年7月31日_記事番号:T00078430
東和鋼鉄企業(東鋼)は30日、8月よりH形鋼価格を1トン当たり300台湾元(約1,090円)引き上げると発表した。同社は、夏季に入って以降、電力料金や黒鉛電極価格、鉄スクラップ価格が上昇している他、同業の中龍鋼鉄(ドラゴン・スチール)が先ごろ値上げを実施したため、社内で検討した結果、追随を決めたと説明した。31日付経済日報が報じた。
業界関係者によると、東鋼と中龍鋼鉄の値上げにより、市場における現在のH形鋼価格は1トン当たり2万800~2万1,000元まで上昇。今後、工場や住宅の新築需要が高まった場合、さらに上昇すると予想される。
東鋼の上半期売上高は188億6,800万元と、前年同期比30%近い成長を記録した。今回の値上げにより、今後の業績貢献が見込まれる。
一方、豊興鋼鉄は同日、川下で模様眺めムードが続いているとして、鉄筋価格について1トン当たり1万8,500元に据え置くと発表した。据え置きは3週連続。鉄スクラップ買い取り価格も9,800元を維持した。
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