ニュース 政治 作成日:2018年7月31日_記事番号:T00078440
来年台中市で開催が予定されていた第1回「東アジアユースゲームズ」が中国の圧力で中止に追い込まれたことについて、林佳龍台中市長は30日、内外記者会見を開き、東アジアオリンピック委員会(EAOC)に不服を申し立てたことを明らかにした。31日付自由時報が伝えた。
林市長は、「中国が最大の敗者だ」と強調。国際社会に支持を訴えた(30日=中央社)
台中市はまた、EAOCに加盟する9カ国・地域の代表にも働き掛けを行う構えだ。
林市長は「中国は選手と審判を兼ねているようなもので、試合に出る前に試合終了を宣言した。これほど露骨で乱暴な行為はオリンピック精神に違反する」と述べた上で、「いかなる努力も放棄せず、予定通りの開催を目指し、中国側が許すならば北京を訪れたい」と表明した。
EAOCによる中止決議後、中国国務院台湾事務弁公室(国台弁)は台湾で2020年の東京五輪に「台湾」の名称で参加することの是非を問う住民投票運動が存在することを中止理由として指摘したが、林市長は「中国は公に政治的要素に基づく中止であることを認めた格好で、全ての台湾住民は受け入れることができない」と強調した。
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