ニュース 電子 作成日:2018年8月1日_記事番号:T00078446
1日付工商時報によると、タッチパネル大手の宸鴻集団(TPKホールディング)は、下半期発売が予想される米アップルのスマートフォン「iPhone」新製品のうち、液晶ディスプレイ(LCD)搭載機種向けのタッチパネルの貼り合わせ工程について、7月の量産開始以来、歩留まりの向上が同業他社を上回り、いち早く出荷できる見通しとなっており、今年出荷分の過半を受注するとの観測が出ている。1日付工商時報が報じた。
アナリストによると、iPhone新製品は3機種の投入が見込まれ、年内出荷台数は約9,000万台で、うち6.1インチLCD機種は55%を占める予測だ。同機種は外付け式タッチパネルが採用され、フィルムタッチセンサーは日本のNISSHA(本社・京都市)が供給し、張り合わせはTPKと鴻海精密工業傘下の業成控股(ゼネラル・インターフェース・ソリューション、GIS)が手掛けると観測されている。
なおiPhoneのタッチパネル貼り合わせ業務は単価が高いため、TPKの第3四半期売上高は前期比70%以上増え、300億台湾元(約1,100億円)を突破すると予測されている。
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