ニュース 電子 作成日:2018年8月1日_記事番号:T00078448
IC設計最大手、聯発科技(メディアテック)の蔡力行執行長は31日、スマートフォン用チップ顧客が需要にやや慎重で、同社の第3四半期売上高が前期比3~11%増にとどまると予想。通年のチップ出荷量と売上高はいずれも前年をやや下回るとの見通しを示した。1日付蘋果日報が報じた。
これに先駆け、ファウンドリー最大手、台湾積体電路製造(TSMC)も、第3四半期売上高が前期比10%以下の増加にとどまるとの予測を示していた。蔡執行長の見通しを受け、需要期である下半期にスマホ需要が盛り上がらない懸念が強まった。
メディアテックが同日発表した第2四半期売上高は604億8,100万台湾元(約2,200億円)で、前期比21.8%増、前年同期比4.1%増だった。粗利益率は38.2%で前期比0.2ポイント下落、前年同期比3.2ポイント上昇した。純利益は74億9,800万元で前期の約2.81倍、前年同期の約3.39倍に増加した。
第3四半期の粗利益率は36.7~39.7%、スマホとタブレット端末用チップの出荷量は1億~1億1,000万セットで横ばいと予想した。
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