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台湾ノートPC受託生産業界、下半期出荷4%増予測


ニュース 電子 作成日:2018年8月1日_記事番号:T00078451

台湾ノートPC受託生産業界、下半期出荷4%増予測

 電子時報系デジタイムズ・リサーチの予測によると、台湾の受託生産メーカーは下半期ノートパソコン出荷台数が前期比4%以上成長し、通年で世界ノートPC出荷の78~79%(前年は80%)を占める見通しだ。1日付工商時報が報じた。

 今年下半期は、米アップルのMacBook Air(マックブックエア)低価格モデル発売が予想されている他、各ブランドが低価格ゲーミング(ゲーム用)ノートPCを発売するとみられる。これにより、台湾のノートPC受託生産メーカーの第3四半期出荷台数は前期比4.8%増の3,159万2,000台、第4四半期は3,287万4,000台で前年同期を上回ると予測した。

 うち仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)は、HP、デル、聯想集団(レノボ)からの大口受注で、通年出荷台数が4,000万台以上と予測した。広達電脳(クアンタ・コンピューター)は、アップルからの受注で、第4四半期にコンパルとの差を数万台に縮めると予測した。

 英業達(インベンテック)と緯創資通(ウィストロン)は、上半期ノートPC出荷台数がそれぞれ880万台、830万台で、下半期は出荷増加が見込まれるが、通年では前年並みと予測した。