ニュース 石油・化学 作成日:2018年8月1日_記事番号:T00078454
台湾中油(CPC)の李順欽総経理は31日、訪問先のインドで同国のプラダン石油・天然ガス相と会談した後、台湾の石油化学業界の川下企業10数社と共同でインドに66億米ドル規模の投資を行い、産業集積地を形成すると表明した。開発地点についてはグジャラート州ムンドラ経済特区(MPSEZ)か、オリッサ州パラディープ港の石化工業団地のいずれかで検討を進め、9月末に決定すると語った。1日付聯合報が報じた。
インディアン・オイルのシン会長(左)、プラダン石油相(右)にはさまれ、記者会見で投資計画を説明する李総経理(中)(CPCリリースより)
李総経理とプラダン石油相の会談には、インド国営石油会社、インディアン・オイル(IOC)のシン会長も同席した。約1時間にわたる会談の後、李総経理はインドでの投資計画を発表。これにより同国で必要とされる石化製品の供給や業界の技術向上に貢献できるほか、就業機会3万件を創出すると強調した。
プラダン石油相はCPCの決定に歓迎の意を示し、実現に向け全力で協力すると語った。またインディアン・オイルのシン会長も、CPCとの提携を希望すると述べ、同社の投資計画に出資したいとの意向を示した。
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