ニュース 運輸 作成日:2018年8月1日_記事番号:T00078464
呉宏謀交通部長は、台湾高速鉄路(高鉄)の屏東延伸構想で、屏東駅の実行可能性調査(フィージビリティースタディー)報告が今月末に提出されることに関連して、聯合報のインタビューに対し、高鉄の路線は台湾全土の国土計画に応じて検討されるべきで、屏東にとどまらず、台東や花蓮への延伸も案として検討されるべきとの考えを示した。同紙が1日付で報じた。
呉交通部長。高鉄の延伸構想は2年前から話題になっている(中央社)
高鉄の「東進」構想は、立法委員の発言に基づくものだ。これについて呉交通部長は「重要インフラは国家の将来の発展需要を考慮しなければならない。高鉄の延伸は屏東のみならず、台東、花蓮を視野に入れてこそ意義がある」と述べた。
なお、交通部が昨年末にコンサルティング会社に委託してまとめた高鉄の屏東延伸案は、▽高雄・燕巣から分岐して、駅は台湾鉄路(台鉄)六塊厝駅と共用、費用は500億台湾元(約1,830億円)▽左営から分岐して、駅は台鉄が増設する通勤用駅と共用、費用489億元──の2つのプランがある。駅の位置は台鉄屏東駅、六塊厝駅、六塊厝農場の3案。台鉄屏東駅は高架化が完了しているため、現時点で不可能との評価だ。
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