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パッケージングの頎邦、受託価格1割値上げへ


ニュース 電子 作成日:2008年6月2日_記事番号:T00007847

パッケージングの頎邦、受託価格1割値上げへ

 
 半導体パッケージング・検査の金バンププロセスで世界最大手の頎邦科技(チップボンド・テクノロジー)は、金バンプを含むパッケージングの受託生産価格を、ハイシーズンの第3四半期から10%引き上げる方針だ。金価格の上昇を受けたもので、同業の飛信半導体(ISTインターナショナル・セミコンダクター)も追随するとみられる。2日付経済日報が報じた。

 頎邦によると、既に顧客の大部分は値上げに同意している。これまで8インチウエハーのパッケージング受託生産価格は1枚当たり55米ドルで、使用する金1.5グラムのコストは30米ドルだった。しかし現在、金のコストが43米ドル以上に上昇しているという。

 同社の現在の金バンププロセスの月産能力は18万枚で、売上高の3~4割を占める。同社の第1四半期の売上高は15億5,000万台湾元(約54億円)だった。