ニュース 機械 作成日:2018年8月2日_記事番号:T00078478
電子機器受託メーカー、佳世達科技(Qisda)は1日、同日開幕した自動化設備分野の見本市、台北国際自動化工業大展(台北南港展覧館、4日まで)で、産業用ロボット大手、スイスのABBと提携し、半導体メーカー向けに自律的に移動することが可能な「モバイルロボット」を発表した。2日付経済日報が報じた。
Qisdaによると、同社の自律移動技術とABBの6軸ロボットを組み合わせて開発し、半導体ワイヤボンディング工程での利用を想定している。生産の柔軟性や効率の向上を実現するという。また、アジアの生産ラインは通路が狭いことを考慮し、ロボットは比較的小型で、障害物に行き当たった場合、急停止ではなく、減速する安全性能も備えている。
Qisdaの陳其宏董事長は、「当社の人工知能(AI)ソリューションはスマートマニュファクチャリング(スマート製造)分野を重視しており、ABBや、傘下で産業用コンピューター(IPC)を手掛ける友通資訊(DFI)との協力により、半導体業界の顧客の需要に応える」と語った。
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