ニュース 金融 作成日:2018年8月2日_記事番号:T00078485
保険事業発展中心(保発中心、TII)の統計によると、今年1~5月の情報セキュリティー保険の契約件数は33件と前年同期比55%増加、保険料収入は2,811万台湾元(約1億円)と前年同期の約2.12倍に増加した。損害保険各社が情報セキュリティー保険を強化し、情報セキュリティーを重視する企業が増えているためだ。2日付工商時報が報じた。
富邦産物保険は今年から、情報セキュリティーの専門家、および通信キャリア大手の台湾大哥大(台湾モバイル)と提携し、▽コンサルティング▽診断▽対策強化──など情報セキュリティーに関するトータルソリューションを提供する保険商品の販売を開始し、10社余りの企業から問い合わせを受けた。
華南産物保険は企業がハッカーによるデータ改ざん、破損で受けた損失を補償する保険や、情報漏えいやハッカー被害によって第三者に与えた損失を補償するデータ保護保険などを販売している。
華南産物保険の呉崇権董事長は、情報セキュリティー保険は保険料が高いため、購入に後ろ向きな企業もあると説明。今後は企業がより低額の保険料で加入できるように、保険の種類を増やすことを検討していると表明した。
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