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茂徳へのDRAM技術移転、韓国政府が容認


ニュース 電子 作成日:2008年6月2日_記事番号:T00007849

茂徳へのDRAM技術移転、韓国政府が容認

 
 31日付工商時報が外電の報道として伝えたところによると、ハイニックス半導体が予定している茂徳科技(プロモス・テクノロジーズ)へのDRAMの先端製造プロセスの技術移転に対し、韓国知識経済部が「54ナノプロセスの技術移転は、国家の核心技術の海外への移転禁止を定めた法律に違反せず、国家の安全に深刻な脅威を及ぼさない」とする見解を表明した。工商時報はこれについて、「茂徳への同プロセス移転が、法的規制のハードルを超えたに等しい」と報じた。

 曽邦助茂徳副総経理は、「現在まだハイニックスからの連絡を待っている状況だ。下半期に資本提携を実現し、来年に正式に54ナノプロセスを導入したい」と語っている。 

 茂徳とハイニックスは5月8日に資本提携を発表。ハイニックスが50ナノメートルのスタック式DRAMの製造プロセス技術を茂徳に移転することが、覚書に盛り込まれた。