ニュース 電子 作成日:2018年8月3日_記事番号:T00078499
通信キャリア大手、台湾大哥大(台湾モバイル)は2日、発光ダイオード(LED)照明大手の億光電子工業(エバーライト・エレクトロニクス)と共同で、台北市の信義路、仁愛路などの幹線道路にNB-IoT(ナローバンドIoT)技術を利用したスマート街灯を300本以上設置すると発表した。通信キャリアがNB-IoT街灯を台北市に設置する初のケースとなる。3日付工商時報が報じた。
台湾大哥大とエバーライトは台北市政府が実施した第1弾のスマート街灯設置プロジェクト3件のうち2件を受注した。残り1件は中華電信が受注した。受注額は3件合計で約2億2,000万台湾元(約8億円)。
台湾大哥大の呉伝輝・商務服務営運長は、スマート街灯には▽スマートLED照明▽気温や湿度など大気の状態を観測できるボックス▽周囲の交通状況を撮影できるカメラ▽大型のインタラクティブ(双方向)ディスプレイ▽充電コーナー▽Wi-Fiスポット──などを設けると説明した。
台北市のスマート街灯設置プロジェクトでは、2019~21年に計11万1,000本が設置される見通しだ。
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