ニュース 金融 作成日:2018年8月3日_記事番号:T00078514
台湾の市中銀行によるモバイル決済参入が相次いでいる。3日付経済日報が報じた。
匯豊商業銀行(HSBC)は、サムスン電子が展開するモバイル決済サービス「サムスンペイ」と提携し、アップルペイ、グーグルペイ(旧アンドロイドペイ)を含む3大モバイル決済が利用できるようになった。台湾の外資系銀行では2例目だ。
地場系では、3大モバイル決済を導入済みの玉山商業銀行(Eサン・コマーシャル・バンク)が来週、地場電子商取引(EC)大手PCホーム系の拍付国際資訊(Piテクノロジー)が展開する「Pi拍銭包」と提携する。国泰世華商業銀行(キャセイ・ユナイテッド・バンク)も決済アプリの使用拡大に取り組む。
金融監督管理委員会(金管会)の統計によると、3大モバイル決済による台湾での累計決済額は6月末までに215億9,000万台湾元(約786億円)となり、ひも付けされたクレジットカードは403万枚となった。
一方、6月のクレジットカード決済額は過去最高の2,982億元だった。5月が総合所得税の納税期間に当たり、クレジットカードで納税した人が多かったことが理由とみられる。
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