ニュース 金融 作成日:2018年8月3日_記事番号:T00078515
金融監督管理委員会(金管会)は2日、2016年に富邦グループに対する個別の金融検査を実施した際、生命保険会社の富邦人寿保険が海外株式の委託取引に関する電子メールを勝手に削除していたことが判明したほか、不動産の営繕工事でも調達過程に問題があったとして、同社に合計で1,260万台湾元(約4,600万円)の罰金処分を下した。3日付自由時報が伝えた。
特にメール削除については、業務資料を隠匿する目的があったとみられ、重大な違反行為に当たるため、保険法の関連条文に基づく最高額の罰金900万元が適用された。また、今後1年にわたり外国株式の委託取引業務の規模を拡大することが禁止された。
富邦人寿は「処分内容について改善措置を講じ、内部統制を強化した」と説明した。
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