ニュース 電子 作成日:2018年8月6日_記事番号:T00078521
プリント基板(PCB)最大手、欣興電子(ユニマイクロン・テクノロジー)は、中国子会社の鼎鑫電子(江蘇省昆山市)の設備数が環境影響評価の内容と異なり、中水再利用率も環境基準に達していないとして、昆山市環境保護局から1日、罰金命令を受けたと明らかにした。当局への弁明を行っているが、38万人民元(約620万円)の罰金が科される可能性があるという。4日付工商時報が報じた。
中国政府はPCBなど汚染の危険性の高い製品を生産する工場に対する検査を厳格化している。フレキシブルプリント基板(FPC)の毅嘉科技(ICHIAテクノロジーズ)は6月末、蘇州工場が、水道管の老朽化により基準を超える汚染物質を含んだ排水を排出しているとして、環境当局から操業停止を命じられたと発表していた。同工場は先月25日に全面稼働を再開した。
中国政府の環境規制強化、および米中貿易戦争によって中国のPCBメーカーが影響を受けており、東南アジアでの生産需要が高まっている。泰鼎国際(エイペックス・インターナショナル)はタイ工場の月産能力を460万平方インチに拡充し、稼働率は90%を維持している。8~9月はフル稼働となり、第3四半期の売上高は過去最高を記録する見通しだ。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722