ニュース 自動車・二輪車 作成日:2018年8月6日_記事番号:T00078527
電気自動車(EV)大手、米テスラにワイヤハーネスを供給する貿聯控股(ビズリンク・ホールディング)がメキシコ工場の拡張を計画している。米国が中国の一部製品に発動した25%の追加関税措置の対象になった自動車部品を、メキシコ工場の新ラインで生産する予定だ。4日付経済日報が報じた。
ビズリンクは台湾、中国、米国、メキシコ、マレーシア、スロバキア、セルビアに工場を持つ。米中貿易戦争の展開次第ではIT(情報技術)製品もマレーシア工場か台湾工場での生産に切り替えることを検討している。
電子ケーブルなどを手掛ける万泰科技(ワンダフル・ハイテック)の楊東武財務長は、米中貿易戦争による転注効果で同社に生産の打診が来ていると明らかにした。新たな受注は台湾工場で対応する計画だ。
中国に進出する台湾メーカーは中国の人件費上昇も受け、東南アジアでの工場設置を進めている。コネクター大手、正崴精密工業(フォックスリンク)は5月、ミャンマーでの工場設置計画を発表した。来年の稼働を予定する。同社は昨年、インドでも工場用地を取得しており、2020年をめどに携帯電話の部品工場を稼働させる計画だ。
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