ニュース 機械 作成日:2018年8月6日_記事番号:T00078530
工作機械大手、オークマは3日、大同との合弁、大同大隈(TOC)の新工場(新北市鶯歌区)を稼働したと発表した。基本機能・性能を確保し、高品質で価格メリットのあるGENOSブランドの旋盤、立形マシニングセンターを生産し、月産能力は300台と、旧工場の1.5倍。台湾などアジアをはじめとした新興市場で販売拡大を図る。
新工場では、同社のスマートマニュファクチャリング技術パッケージ商品「Connect Plan」を導入し、機械の稼働状況と生産進捗を監視、稼働停止の原因分析を行うなどし、機械稼働率の向上を図る(同社リリースより)
TOCは、旧工場が老朽化し、手狭だったため、新たな場所にモノのインターネット(IoT)を活用したスマートファクトリーを新設した。新工場では、自動化の推進と加工設備の増強により部品加工能力も5倍に増強。一つの工場内で部品加工から組立まで行う自己完結一貫生産体制で、生産効率を高める。延べ床面積は1万4,300平方メートルと、旧工場の1.8倍。投資額は6億2,500万台湾元(約23億円)。
新工場に隣接するショールームも開設した。TOCが生産するGENOS製品や、オークマが生産する5軸制御マシニングセンターや複合加工機などの独自技術製品(プレミアム・プロダクト)を展示する。
TOCは資本金1億7,200万元で、出資比率は、オークマが51%、大同が49%。従業員数は215人。
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